February 03, 2005

□□■くちぶえカタログ

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この間、お気に入りの図書館内の本屋さんで、松浦弥太郎さんの本を見つけました。ちらっと立ち読みして、一目ぼれして、さっそく買っちゃいました。

松浦弥太郎さんは、本屋さん(世界各地から書籍を集めてくる書籍商)であり、いろいろな雑誌にエッセイなども書いている文筆家でもあります。わたしが最初に松浦さんの文章を目にしたのは、たぶん、雑誌「クウネル」の詩人高村光太郎の取材。そのとき、ちょっと気になっていたら、気づくと大橋歩さんの雑誌「Arne(アルネ)」にも連載してて。

で、本屋さんで「くちぶえカタログ」を見かけたとき、なんとなく手に取ってみたのです。

片側がモノクロの写真、片側が松浦さんのエッセイ。
それぞれが、松浦さんの大切にしているもの。
それについての思いがつづられてます。

ひとつひとつのものを、本当に大切に、愛してる感じが伝わってきます。

自分は、自分の持っているもの、使ってるものにきちんと愛情を持っているのかな、妥協してないのかな、とあらためて考えさせられました。買うことは簡単。でも、使い捨てせず、愛着を持って、いつまでも使い続けていくこと。出来てないような気がしました。

写真も、何気ないのですが、それぞれ気持ちがこもっていて、いい感じです。
時々開いては、写真を見たり、文章を読んだり、長く楽しめそうな1冊です。

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October 25, 2004

□□■fu-chi(フウチ)

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今日は、Cちゃんの個展の最終日。
夕方に、開催されているカフェに寄ってみました。
今週は、土曜日もお仕事だったし、今日もおつきあいを断れず車で出かけていたので、すっかり体もクタクタ。
そんなときは、やっぱりのんびりした空気がうれしぃ。

さて、そんなカフェで素敵な雑誌に出会いました。
「fu-chi」(アノニマ・スタジオ)

風致(ふうち)をローマ字に直したその雑誌は、ものづくりをしている人たちを丁寧に取材した、ちっちゃな冊子。
自分たちの好きなもの、気になるもの、気になる人を取材していて、それがわたしのようにものづくりに興味のある人たちの目線を意識して書かれているので、すごくおもしろかったです。

これが創刊号だそうですが、あちこちのブログでも取り上げられてて、やっぱりみんなのアンテナにもひっかかってるみたい。

今回、特集されていたのは[CAFE SHOZO]。
数年前、那須に友人たちと遊びに行ったとき、NASU SHOZO CAFEにお邪魔したことがありました。
友人の誕生日のサプライズパーティーをやるため、ケーキ屋さんを探していたのですが、なかなか見つからず、やっと見つけたのが、NASU SHOZO CAFE。
残念ながら、お誕生日用に使えそうなホールケーキはなかったのですが、お願いしたら、シフォンケーキに特別にブルーベリーと生クリームでデコレートしてくれたんです。それが、いい意味で予想を裏切られる素敵なケーキで…。
それ以来、那須に遊びに行くとチョコッと寄るのがお決まりになりました。

黒磯の1988 SHOZO CAFEにも行きたいと思っているのですが、なかなか実現しなくって。
この間、Cちゃんが行ってきたときの話を聞いて、ますます興味津々だったので、食い入るように雑誌を読み込んでしまいました(笑)。そうしたら、マスターが使っていたコーヒーの焙煎機の1代目が中川ワニさんのところのものだったとか、うれしぃ驚きの情報がいっぱい。絶対、近々行くぞぉ~!とココロを新たにしたのでした。

このfu-chiという雑誌、これからも注目です。
次号は2005年3月ということですが、またまた待ち遠しぃ雑誌が増えました。

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October 09, 2004

□□■がまくんとかえるくん

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長崎市内をブラブラしてきました。
路面電車に揺られ、大浦天主堂下下車。
グラバー園の近くをお散歩です。

グラバー邸に向かう坂の途中に、童話館という洋館の絵本美術館があります。
今日は、そちらに寄り道。
2階、3階は展示スペースなのですが、1階は無料で入れる絵本やさん。
子供の頃に見た絵本なんかも結構あって、なつかしぃ感じ。

その中で、心に残ったのは、「はせがわくんきらいや」(長谷川集平著)。
ヒ素入りのミルクを飲んで障害の残ったはせがわくんに対する、主人公のぼくの気持ちをつづったお話。
けっして、被害者をやさしく保護しましょう、といったおとなの視線じゃなくて、なんで長谷川君は笑わないんだろうとか、いっしょにいるとしんどいよなぁとか、ごはんぎょうさん食べようかとか、だいじょうぶかとか、小学生が感じたありのままの気持ちと、はせがわくんをちょっと気づかうこころが関西弁でつづられていて、なんとも魅力的な絵本でした。現在、復刻版が出版されているそうです。

そして、お散歩の足休めは、Cafe do Almiro。
水出しアイスティー(アールグレィ)をいただきました。
ふと店内を見回すと、いろいろな絵本もディスプレーされてる。

その中に、「ふたりはいつも」(英題Frog and Toad All Year、アーノルド・ローベル作・絵)という、がまくんとかえるくんが主人公の絵本が…。
この絵の雰囲気が好きで、ふたりの出来事もほのぼのとしてて、好きなのです。
おいしくお茶をいただきながら、おもわずゆっくり読んでしまいました。

絵本三昧な一日。
こんな日もまた、いい感じ。

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September 14, 2004

□□■きょうのできごと


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映画「きょうのできごと」より
(HPの壁紙)





仕事の待ち時間を利用して、また本が読めました。
柴崎友香さんの「きょうのできごと」。
すでに映画になっていることも知っていましたが、中身は不明。
本屋さんで見かけて、矢井田瞳さんの「マーブル色の日」が主題歌だったのを思い出して、買ってみました。

最近、かなり気になっている京都。
古い町だけど、自転車ブームの火付け役だったり、おしゃれなCafeやお店も多かったり、実は流行の先端的な街。
その京都を舞台に、同じ一日を登場人物それぞれの視線から、さまざまな時間を切り取って、静かに淡々と心の動きが書かれていました。
よく書評では、なんでもない普通のことを、情景が目に浮かぶように表現されていると書かれてますが、そんなことすら意識しないまま、懐かしい気持ちや空気を感じるように読み終わりました。

その雰囲気が残っているなら、映画「きょうのできごと」もちょっと見てみたい気がしました。DVDにもなったみたいですし。

主人公のひとり、けいとという女の子。
気になる人がいたら、とりあえず話す機会を作って、積極的にその人の中に入っていく。
その勢いは、なにか人をひきつける魅力がある。
そんなことしたら、嫌がられるかな…、って思わず、前へ、前へ。
実は、嫌がれることってそんなにないのかもしれない。
だって、そんなけいとは、見ていて気持ちいぃ。いとおしぃ。

たぶん、ある日の大学生のなんでもない、よくある1日。
でも、そこにただよう空気が懐かしくて。
わたしの中では、全体的に夜のほの暗いあかりの中での映像。
だけど、ゆっくり、いとしい時間が流れてるような気がしました。
いいなぁ、あんな時間をまたおくれると…。

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August 25, 2004

□□■おいしぃ絵本

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今日は、いろいろ考えごとをしたくて、帰り道、いつものカフェへ。

マスターが心を込めて、ネルドリップしてくれたコーヒーの香りをじっくり味わいながら、ゆったりした時間を過ごすのが、いちばんの精神安定剤。

手にした雑誌はPooka
Pookaは絵本や絵本作家、そしてその卵たちを紹介してくれる雑誌です。
2003年9月発売のVol.4「おいしい絵本」

絵本に出てくる料理が、めちゃめちゃおいしそうで、食べてみたい…ってよく思っていたような気がします。
そのなかでも、すぐ頭に浮かぶのは、

   「ちびくろさんぼ」(径書房)
   diary/sambo

    黒人の少年さんぼの身につけているものを
    取り上げたトラたちが、けんかを始めて、
    やしの木の周りをグルグル回っているうちに、
    とけてバターになってしまうのです。
    そのバターを使って、
    お母さんがおいしぃパンケーキを焼いてくれて、
    みんなでおなかいっぱいになるまで食べた…、
    というお話。
    パンケーキは、昔も今もわたしの大好物です。

   「ぼくは王様」 寺村 輝夫著
   diary/ousama
    
    ぼくは王様シリーズで、何冊も出ているのですが、
    ウチにあったのはいちばん最初のもの。
    「ぞうのたまごのたまごやき」というのが、入ってました。
    そう、主人公の王様はたまごが大好き。
    だから、ぞうのたまごだったら、特大のたまご焼きが焼ける!
    ということで、家来に命令するのです。
    わたしも、おっきなたまご焼きを思い浮かべては、
    甘いたまご焼きを母に作ってもらってました。

   「しろくまちゃんのホットケーキ」 わかやま けん著
    diary/shirokuma

    やっぱり、わたしはホットケーキ(パンケーキ)が大好きなので、
    この1冊は、はずせません(笑)。
    おかあさんといっしょに作るホットケーキ。
    そこにでてくる音。
    「ぽたあん」「ぷつぷつ」「ぺたあん」「ふくふく」…
    まだできないの?
    もうちょっと?
    できたぁ~!
    期待に胸をふくらませるあのドキドキ感は、今もおなじです。

甥っ子1号におそわった「カラスのパン屋さん」という絵本にも、見開きいっぱいに、おいしそうなパンが並んでたっけ。

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August 24, 2004

□□■無人島に生きる十六人

diary/mujin 
 ↑「無人島に生きる十六人」(須川邦彦著、新潮文庫刊)

最近、仕事の合間に待ち時間ができることがあるので、それを利用して読書してます。
夜見てると、そのまま眠っちゃうから、やっぱり昼間の読書のほうが数段、読み進むのが早い。

で、この本は漂流記ものなのですが、実は昭和二十三年に最初は講談社から刊行されていて、著者の須川邦彦さんは、明治十三年(1880年)生まれ!
思ったよりも、昔のお話でした。

でも、読んでいても文体とか、全然、堅苦しくなくて、小学生が読んでもかなり楽しめるような感じなんです。
カミガキヒロフミさんの挿絵がまた、ポップで、ちょっとデザイン的でいぃ感じ。
ぬりえしてもいいかなぁ~、なんて思えるくらい。

漁場調査をするために出航した龍睡丸(りゅうすいまる)が、遭難して、乗組員十六人がハワイ諸島のサンゴ礁の無人島にたどり着き、救助されるまで、元気に明るく生活をする、というお話。
現在、わたしが読み終わったところでは、まだ、救出されてないけど、おじさんたち、みんな元気です(笑)。

う~ん、たくましぃ。
いろいろできる。
海の男って、かっこいぃなぁ~、なんてあこがれてしまう。

自分だったら、しょんぼりして、ホームシックになって、毎日泣いて、目が真っ赤にはれ上がって、生き残れないだろうなぁ。

精神的な強さと、生きていく知恵、そしてチームワーク。
どんな場面にも通じる、大切なこと。
たいへんな仕事をかかえていても、こんな感じで、若い人からベテランまで、それぞれの特徴を生かしながら、お互いを思いやって、やっていけば、いい結果が出るし、ポジティブに考えていくことが成功につながるんだなぁって、思いました。

ほんと、遭難した人たちの記録なのに、全然暗くない(笑)。
あぁ、この人たちは絶対助かる!って思える、そんな生活の記録です。

さ、あと一息。
今晩中に読み終わるかな。

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August 04, 2004

□□■空の名前

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友人のところに、頼まれてたものを渡しに行った帰り、ビルの間からいわし雲が見えました。
空の写真を撮っていると、本当にいろいろな雲に出会います。
形や色、空の青の濃淡も違うから、一日として同じものに出会うことはない。

そんないろいろな表情を見せる雲、そして空のことを教えてくれる本。

diary/soranonamae空の名前」(高橋健司著、角川書店)

この本との出会いは、歌。
Dreams Come Trueの「眼鏡越しの空」(アルバム[The Swinging Star]より)。
主人公があこがれている人が、図書館で借りた本がこの「空の名前」と言われています。
吉田美和さんの歌詞には、星や潮の満ち引きといった自然がよく出てきて、自然と人とのつながりみたいなものを感じさせてくれます。

それで、気になってこの本をウチにつれて帰ってみました。
すると、もちろん勉強にもなるんだけど、なんか気持ちが落ち着く。
空が与えてくれる不思議なチカラみたいなもの。

でも、その空は、いつもわたしたちの上にあって、直接、わたしたちを包んでくれている。
それなのに、忙しくしていると忘れてしまっている。
写真を撮るようになって、ひさしぶりに空の存在を思い出した気がします。

ちょっと立ち止まって、ひとつ大きく息を吸って、そして空を見上げる。
それだけ、ただそれだけで、空からふりそそぐエネルギーが体にしみこんでくる。
明日も、また、この空の下で、ゆっくり歩いていこうと思います。

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July 26, 2004

□□■久しぶりのばななさん

diary/hellobaby

しばらく、本というものを読んでいなかったのに気づきました。
う~ん、ダメダメです。
文化的な活動も時々しなくっちゃ。
考え始めると考えすぎてしまう傾向があるので、普段は軽い方へ、軽い方へと意識して流れるようにしてるけど(笑)、あんまり考えないと、それはそれで、中身がドンドンうす~くなっていってしまう感じ。

ということで、久しぶりに本を3冊買い込んでみました。
今日は、そのうち、読み始めた1冊めのご紹介。
(読み終わってないのに、書き始めていいのかな?とも思ったけど、いいことにする)

よしもとばななさんの「こんにちわ、赤ちゃん」(新潮文庫)。

ばななさんは、「キッチン」が出た頃から、しばらく追いかけて読んでいました。
だから、エッセイを読むことが多いわたしには、ちょっと珍しいこと。
独特の空気がただよっていて、ひかれるのです。

でも、今回買った「こんにちわ、赤ちゃん」は、
実は「よしもとばなな 公式サイト」の日記を文庫本にしたもの。
つまり、ばななさんの公開日記なのです。
だから、読もうと思えば、本当はサイトでも読めるんです。
でも、せっかくなら、じっくり文庫本を手に読んでみるのがいいかな、と。

この本に収録されているのは、2003年の出産の前後の時期です。
ばななさんに、お子さんが生まれていたことも、公式サイトがあることも全然知らなかった…。
知っていたら、たぶん、リアルタイムで読んでいただろうなぁ。

内容は、日々の出来事や感じたこと、そして、出産の前後のしんどかったことなど。
もちろん、作家として文章もうまくて、自分の日記とくらべるなんてできないですが、少しでも、こんな感じで書けたらいいなぁ(内容は別として)、と自分の文章力のなさをつくづく痛感…(涙)。
人と人との結びつきが、ばななさんは濃厚なんだなぁ。
どうして、こんなに様々な人と交友が広がっていくんだろう?と感じました。

時々、ばななさんが読んでいる本が出てくるので、ちょっとそれを参考に、読書のはばを広げてみようかなぁ。

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June 29, 2004

□□■Lingkaran最新号

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Lingkaran(ソニーマガジンズ刊)の最新号Vol.6を読みました。
今月の特集は「海を感じて海と暮らす。」

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